HOME ⟩ 当店について

私、新坂和博(しんさかかずひろ)は、青森県一の果樹の産地、南部町(旧名川町)で木箱を製造販売する家に生まれました。名久井岳を望む果樹園に囲まれた倉庫には、りんご箱や果樹用の木箱が整然と積み上げられ、その傍らでは金槌で木箱に釘を打ち付ける音がリズミカルに響いている環境で育ちました。

私自身は学校卒業後、企画デザイン、OA販売業、流通業等の職歴を経て、2018年末、先代である父、末次郎の死去に伴い、二代目として事業を引き継ぐ事となりました。

果樹向けの木箱を作る製函(せいかん)業者も、昭和の頃は数多くありましたが、現在では数える程です。しかし、果樹の出荷用の木箱としてのニーズは現在も少なくありません。また、しっかりと管理された林業から自然の素材を使った木箱、そして何十年もリユースできる耐久性は、持続可能性を追求する現代においても非常にマッチするものだと思っています。

これまでの果樹向けの木箱作りはもちろんですが、青森県南部の赤松を使用した贈答用・インテリア向けの木箱製作販売にもチャレンジしています。「木」の持つ魅力と効果を伝え、廃プラスチックに向け、青森南部赤松の木肌の美しさや「耐水性」「防腐性」「強度」の特製をもつ木箱です。贈答用の木箱として販売し、その後の活用として小物入れや保存箱、DIY、インテリアとして利用して頂ければと思います。




青森県南部町について

町の基幹産業は果樹栽培を中心とした農業。りんご、さくらんぼ、西洋ナシ(ゼネラルクラーク)、柿(妙丹柿/みょうたんがき)等の果樹、食用菊(阿房宮)の栽培を中心としています。全国で唯一の町営青果市場が運営されています。

三方を山に囲まれた盆地型の地形は、昼夜の温度差を大きくし、果樹栽培に適した気候をもたらしてくれます。夏は30℃以上の真夏日が続き、秋から冬は朝晩の冷え込みが強く、青森県内の最高最低温度を記録したこともあります。そのためりんご以外にもサクランボ、桃、梨、プラム、ブドウといった味の良い果物が採れるのです。

カテゴリーの一覧

  • ミニチュアりんご箱[青森アカマツ]

    青森アカマツで作った一回り小さいりんご箱。表面も仕上げ加工済みで、お部屋でもそのままお使いいただけます。当店では贈答用の箱に使用しています。

  • 木箱[新箱・杉]

    りんご箱は農家さんが出荷するための実用品。表面のざらつきやささくれ、木の節の欠けがあったりしますが、ラフにつかえる実用品です。

  • 木箱[USED・杉]

    実際に果物の出荷に使用されてリサイクルされている木箱です。汚れや書き込みなど、幾度もの流通を経て年季の入った特有の「味わい」をお楽しみください。

  • 木箱[新箱]おまけフルーツ入り

    当店でお付き合いのある農家さんの果物や特産品を詰めた新品の木箱(表面加工済)。
    フルーツの名産地、青森県三戸地方から産地直送いたします。

  • 手作りキット

    DIYで木箱づくりに挑戦してみませんか?カットした材料とクギのセットで、かなづちがあればOKです。各サイズ取り揃えております。

  • 木箱スタンド

    マルシェや催事、お店のディスプレイ、ガーデニング等にオススメのオリジナル木箱スタンド。カスタマイズのご相談も承ります。